先日の買い物 (エリック・マーティン etc...)
(中古)
ERIC MARTIN (1996) / SOUL SESSIONS: THE CAPITOL YEARS
KINGS (1995) / KINGS
FUMIHIKO KITSUTAKA’S EUPHORIA (1994) / S.T.
EVE 6 (2003) / IT’S ALL IN YOUR HEAD
JOSH GROBAN (2004) / CLOSER

KEANE (2004) / HOPES AND FEARS


我ながらけっこう面白い買い物が出来たのでは。中古品は5枚で\500、プラスKEANEの外盤が\100で放置プレイされてたのを確保。この店の価値基準はやっぱりよく分からん。

さて、今回は何と言ってもエリック・マーティンのソロ時代のベスト盤!良くも悪くも80年代の空気を感じさせるハッピーなAOR/ハード・ポップだが、はっきり言って彼の歌唱がもっとも映えるのはMR.BIGでもつまんないソロ作でも(ごめん!)もちろんTMGでもなく、この王道ポップス路線なのだと思えてならない。改めて彼の稀有なる実力に感動した。“Lyin’ In A Bed Of Fire”なんて、これぞソウルフル&リズミックなエリックの真骨頂。3曲目のイントロは聴き覚えがあるなあと思っていたら、何とあのFMもカヴァーしていた“Everytime I Think Of You”じゃないの!オーヴァーランド先生も最高だったが、このお洒落なエリック・ヴァージョンにも思わずして涙目に。同系統のクリス・ウーズィーなんかと比べると変な聴き疲れをさせない点で二枚も三枚も上手だな。

それと意外な掘り出し物だったのが日本のKINGS。ジャケに「LUKE TAKAMURA TAIJI SAWADA」なんて見知った名前が書いてあるから、まあネタにでもなればと思って拾ってみたのだが…このアルバム、本当の主役はもう一人名前が記されていた「SHUICHI AOKI」その人だったのだ。調べてみるとこの青木秀一さん、NIGHTHAWKSというHRバンドで歌っていた人だとのこと。へえ。で、この人の歌が滅法上手い。あえて言えばカヴァデール・タイプかなという感じだけど、彼よりもドスが効いた野太い声…かと思えばポップなKeyに導かれる“Not Throwing The Keys”ではX JAPANのTOSHIを思わせるハイトーンを聞かせてみたりとなかなか芸達者。歌が上手いってのは素晴らしい。“1989 For 1994”や“Misty Eyes”など口ずさみたくなる佳曲もチラホラ。なぜかメイクをしているルーク篁の考えられたGソロも聴きごたえ十分。オーソドックスなHRと90年型J-ROCKの中間を行くこの音楽、僕にはなかなか嬉しい出会いでした。

筋肉少女帯の橘高文彦がEUPHORIA名義で発表したアルバムは、そのプロジェクト名と中世風ジャケットが期待させた様式美HR/HMど真ん中。が、力の入ってないナルなVoには正直言って拒否反応が…。音も決してよくないし。出来のよい“Justice Of Black”なんかを聴くとオール・インストでもよかったのでは、なんて素人の僕は思いますが、橘高マニア的にはどういう位置づけの作品なんでしょう。蛇足ながらCDケースのゴスロリな橘高さん、そこいらの娘さんなんかよりもずっと可愛らしくてちょっとドキドキしてしまいます(笑)。いかんいかん(笑)。

EVE 6は元気なメロディック・パンクとシリアスなモダン・ロックの折衷型。でも強く耳を引く曲はあまりなかったかな。シリアス路線のほうが出来はよいと思う。

なんの予備知識もなく買ったジョシュ・グローバンの「CLOSER」は優雅なクラシック風ポップスで大当たり。かの“You Raise Me Up”や“愛の賛歌(hymne a l’amour)”もカヴァー。当時22歳の若者らしい素直な声と(…ってまさか同い年!?)、年齢不相応の落ち着いた佇まいとが同時に聴き手を包み込む。英語はもちろん、イタリア語・フランス語、さらにはスペイン語までも駆使した穏やかな音楽は売れて納得のクオリティ。要所でのマイナー調がジワリと染みます。いいねえ。

最後はKEANE。以前レンタルして聴いたときよりも何故だかずっと良く聞こえるのは、やっすく買えた喜びと無縁ではないでしょう(笑)。

【2008/04/24 15:01】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
どうも、橘高好きのMetalaholicです。笑

「Euphoria」ですか…。いずれレビューでもしようと思っていた作品です。
私はこの作品を橘高文彦の黒歴史と認定しています。笑

作品自体は悪くないのですが、決して良いとも言えないですよね。筋肉少女帯における彼を知っていると、もっとレベルの高い作品を求めてしまいます。

ちなみにVo.ですが、作品発表当時の94年に橘高本人が「Vo.が弱い」と苦言を呈していました。それこそまさに「ヴォーカルの方チェンジでお願いします」といった感じですね。笑

その後、05年に発表したソロアルバム「Never Ending Story」では、Vo.に二井原実、山田晃士、大槻ケンヂにtezyaを迎え、Vo.問題は解消していますよ。もちろん、サウンドもキャリアとともに数段レベルアップしています。既にブログでも扱いましたが、自信を持ってオススメ出来る名盤です。
(Vo.陣がかなりクセが強いので慣れが必要かもしれませんが…。)

それにしても5枚で500円とは本当にお買い得というか、価値基準がよくわからない店ですね。消費者側からすれば最高の店でしょうけど。一度行ってみたいです。
【2008/04/25 07:30】 URL | Metalaholic #vdXS97RM[ 編集] | page top↑
トピックと関係ない話ですいません。
チルボドの新作がBillboardアルバムチャートで22位を取りました。北欧メタルの快進撃ですよ。ヨーロッパのバンドにとってインフレ、チルボドのアメリカでの成功は刺激をうけたでしょうね。これからヨーロッパ勢のアメリカ進出が始まるでしょう。
【2008/04/25 13:25】 URL | 通りすが郎 #/5Bg5sjM[ 編集] | page top↑
>Metalaholicさん

そうです、あれはズバリ貴方さまへのメッセージでした。期待通りの詳細なコメントありがとうございます(笑)。

まさか黒歴史なんて。。。でも、うーん、やっぱりどう聴いてもVoに問題ありですよね。橘高さんの細やかなアレンジ・センスやその根底にある美意識みたいなものはうっすらと感じ取れたので、何だか勿体ないなあと思いました。最後の曲なんか初期の(≒良かった頃の)L'Arc~en~Cielみたい、なんて。

「Never Ending Story」は確か最後の曲を橘高さん本人が歌っている記念碑的アルバムでしたね。機会があればチェックしてみます。

日本へお帰りになったら、関東近郊・某県某市の量販店へぜひお越しを(笑)…なんて、以前も書きましたが本当に適当なお店なので来られたらきっとがっかりされると思います。だからこそ今回のような「ズレ」に出くわしたときの喜びもひとしおなんですけどね。
【2008/04/25 16:04】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
>通りすが郎さん

ええ、僕もこのニュースは別のサイトさんでチェックしました。こういうチャート関連のニュースには誠に疎いので、どれくらい凄いものかしっかりと分かっていないかもしれませんが、とりあえず過去最高位を記録したIN FLAMESよりもさらに上を行ったってことですね?おお~(と、驚いてみる)。

今年2008年はスカンディナビアン・インヴェイションの大波が起こった年として、後世のアメリカ人に記憶されることになるのでしょうか。いずれにせよメタル者にしてみれば良いニュースですね。
【2008/04/25 16:19】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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