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最近の買い物 (MESHUGGAH/DARK LUNACY etc...)
(新譜)
MESHUGGAH (2008) / OBZEN

(中古)
DARK LUNACY (2004) / FORGET ME NOT
KARELIA (2004) / USUAL TRAGEDY
ARCANGEL (1983) / ARCANGEL
ARCADIA (2005) / TALES OF FANTASIA
V.A. (2003) / SOLITUDE ~NO MORE TEARS~


今回は我ながらいい買い物が出来ました。特にARCANGELの素晴らしさときたらもうあなた。

思い切って買ってみたMESHUGGAHは初体験。「はじめてのメシュガー。」ってカタカナにすると妙に可愛らしいような。

BURRN!誌の歴代評者で僕がもっとも好みな(と言っても僕がB!を読み始めた頃にはとっくのとうに居なかった)平野和祥さんが、彼らの「DESTROY ERASE IMPROVE」について「無理を通して道理を引っ込めたスタイルが病みつきになる」と大変記憶に残るレビューをされていて、僕にはそういう変態バンド的な印象が強かったのだが、この「OBZEN」に関して言えば、いやいや、なーんだ結構聴きやすくて思ってたよりも全然フツー…なわけがない。もう全然普通じゃない。

ここのDsの人の体内時計は一分の狂いもなく正確無比にズレていらっしゃいますね。どうしたらこんなアホなリズムが叩けるんでしょう。凄すぎ。それに合わせて奏でる二本のGもやっぱりなんか変。集中すると頭がクラクラしてきます。これで意外なほどストレートなVoがもっと多芸ならなおのこと面白いだろうとは思うが、1曲目の激烈スラッシュ曲“Combustion”でのハマり具合も確かに捨てがたいところ。過去作もぜひ聴いてみたくなりました。

DARK LUNACYは\980とお高めではあったがどうしても我慢できず購入。と言うのも、現時点での最新作「THE DIARIST」は7年余にわたる僕のメロデス遍歴(笑)において3本の指に入ろうかという傑作だったから。

分かっちゃいたが本作も当然のごとく最高の出来栄え。「DIARIST」よりもメタル・パートと弦楽パートとの絡みはこなれてないような気もするが、逆に言えばそのコントラストが分かりやすく明確でもありそこが一番の聴き所かも。でも決してお芸術ロック方面には陥らず、あくまで暴虐のメタル・ミュージックの本分をおろそかにすることはない。中盤の“Serenity”以降の壮絶さは特筆すべき。タイトル曲“Forget Me Not”では意外なほど90年代メロデスしている様が新鮮だ。これで僕にとってのイタリアはNEW TROLLSとDARK LUNACYの国という認識で固まりつつある。

ちなみにこのアルバムを聴いたあとルーマニアのゴシック・メタル・バンドON THORNS I LAYの「CRYSTAL TEARS」に手を伸ばすのが最近のお気に入り。こちらのリフ作りはやや凡庸なれど、ヴィオラ・ピアノ・女性Voを主体に構築する美しき音楽はDARK LUNACYの世界観と地を接している感じなんだな。

\500で見つけたKARELIAの1stは、B!誌のインタビューでVoが妙に偉そうなことをほざいていたなってなイメージがあったが、音を聴けばそれもおおむね納得のハイ・クオリティ。メロパワというジャンルに求められがちな「躁」の気がほとんど感じられず、終始落ち着いた優雅な音を奏でてくれるのが僕にはむしろありがたい。ちょいと渋めの泣きメロが心にゆっくりと染みてくる。まあ地味なのも確かなので日本でバカ売れするとは思わないけど。

そしてジェフ・カンナタのARCANGEL!99年再発盤が\500!!いやー今回ばかりはこのバンド名と地味なジャケットを頭の片隅のどっかに留めていた自分の妙な記憶力に感謝しましたよ。

内容的には最近耳にしたPREVIEWやリック・スプリングフィールドをよりドラマティックにした感じのメロディアスなハード・ポップで、個人的にはその両者をも上回るとんでもない素晴らしさだと思う。ゼロ・コーポのバラード集でCANNATA名義の曲を聴いたときはもっとおっとりした大人しい印象を受けたものだが、このARCANGELは適度なハードさ、音の張りをしっかりと備えているのがなんとも嬉しい誤算であることよ。

当然ながら捨て曲一切なし、全編が哀愁のメロディに支配されているが、僕が悶絶したのは7曲目の“Sidelines”。時代を感じさせる妙ちくりんなピコピコ音はいただけないが、これはやばいです。頭の中から音がなかなか出て行ってくれなくて逆に困るくらい。そう、例えばCROWN OF THORNSの“Dyin’ For Love”とか、BAD HABITの“Too Late”あたりの感触が忘れられない人に聞いてもらいたい。残念ながら僕には音楽的な説明ができないからこれ以上どうしようもないのだが、とにかくあんな感じ。心が震え、肌がそそけ立ち、そして思わず涙目になっちゃいます。参りました。それからラストの“King Of The Mountain”もかなり来てます。僕が生まれた年に発表されたこの作品、またも僕の80’s ロックへのさらなる憧憬を煽りまくってくれる最高の一枚でした。

と、ここまではいいのだが…\100で売られていた日本のARCADIAにはひとこと言いたい。現在のバンドの状況を知らないまったくの門外漢だし、こんな値段で買い叩いておいて余計なお世話もいいところだが、どうしても。ファンの方にはごめんなさい。

以前も書いたけど、「日本のバンドが全編を英語で歌って、なおかつご丁寧にもそれに対訳をつける」のは、一部の場合を除いてやめといたほうがいいっすよ。英語が不得手な人にも死ぬほど陳腐な歌詞だってことがばれてしまうじゃないさ。おそらく「We are Fantastic Speed Metal!!!」(サンクス・リストから引用)という冠ありきの後付けで書いたんだろうけど、この内容が本当にあなたたちの伝えたいメッセージなわけ?「俺達はサヴァイバー!」とか「果てし無く長い道のりだが、トライしろ!」とか「リターン オブ ザ キング!!」(以上、対訳から引用)だとかって、すんげえジャケなども含めて、もう聴き手を笑わせたいがために意図的に尊い自己犠牲をしてくれているとしか思えない。おそらく歌詞を書いた人が対訳もそのまま担当したのだと思われるが(いや、順序的には日本語詞をむりやり英詞に矯正したのか?)、全部Yuma Kotakeさんに任せたほうがまだよかったんでないの、VoのShuji Izaki氏よ。でも歌を聴いてると7割方くらいの解釈度で済ませている感じだし、他人が書いた歌詞が多いとそれはそれで別の問題が生じるのか。だったらはじめから日本語で歌えばいいじゃないの。お世辞にもファンタスティックに見えない外見の人たちが、不慣れな英語で、はじめに(しょーもない)世界観ありきの音楽を無理して作っているのは、はっきり言って痛々しいだけ。

土台たる肝心の音楽が素晴らしければ僕もここまで辛くは当たらない。本作を聴くと、巷で叩かれることの多い可哀想なティモ・コティペルトなんかは(このジャンルにおいては)やはり上のクラスのシンガーなんだと認識させられる。ギター二人の絡みにはそれなりの聴きどころも設けてあって、おそらく本気でやってるバンドなんだという姿勢が一応は伝わってくるからこそ、単純にネタとして笑い飛ばすことも出来ず、その中途半端さがなんとも腹立たしい。まったくもう。定価で買ってたら多分死にたくなったはず。この商品に\2400はとても払えない。もう少し自分たちの力量を客観的に捉えて、それと正面から向き合ってほしい。


【2008/03/03 16:39】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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