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NIGHTWISH (2007) / DARK PASSION PLAY
passion.jpg 1. The Poet And The Pendulum 2. Bye Bye Beautiful
 3. Amaranth 4. Cadence Of Her Last Breath
 5. Master Passion Greed 6. Eva 7. Sahara
 8. Whoever Brings The Night 9. For The Heart I Once Had
 10. The Islander 11. Last Of The Wilds
 12. 7 Days To The Wolves 13. Meadows Of Heaven
 14. The Escapist

NIGHTWISH、ターヤたま離脱後待望の第1弾。ここにきてブレインたるツォーマスの音楽性が大きくぶれるとは誰も思っていないだろう。興味はただ一点、新ヴォーカル・アネット姉さんの力量と「NIGHTWISHの顔としての」適性のみ。行きつけの音楽ショップの視聴器が壊れてたので前もって彼女の声を聞けず、少し不安になるも初志貫徹でエイヤッと購入。

で、結論から言うと、アネットの声は確かにターヤたまのような個性や圧力には欠ける。が、それはこのアルバムを聴く上で何の支障にもならない。アネット自身による絶妙なコーラスワークと、また出番が増えた最高の「飛び道具」マルコの合いの手ヴォーカルがターヤの穴を完全に埋めていると言っていい。長い時間ターヤたまの声をお聞きしていると、正直やや疲労感を覚えた僕のような軟弱リスナーにはむしろこっちの方が有り難いとさえ思える。宗教音楽的な荘厳さや豪奢さの減退と引き換えに、いい意味での俗っぽさが高まり、そのおかげか80分オーバーの超大作ながら特に苦痛を感じる場面はなかった。

そして大切なのはターヤ在籍中のどのアルバムよりも楽曲粒揃いってこと。最初に14分近くの大作①を置いた構成が意外なほど効果的で、続くダンサブルな②、凝ったコーラスが素敵な③、keyイントロでぐっと来る④、荒々しいメタル曲⑤…とほぼ全曲を名曲・佳曲としてピックアップできる。BROTHER FIRETRIBEでポップ職人としての一面を垣間見せたエンプ作のエキゾチックな⑧も流石。それから、相変わらずツォーマスは「ボーナス・トラック」の本当の意味を理解してるね。⑭はしみじみ嬉しい極上のプレゼントです。

またフォーク由来の土着性がいままでより多く見られるのも特徴で、⑩・⑪・⑬あたりの比較対象はメタルを飛び越えてずばりTHE CORRS。そう言えばアネットの歌唱がソフトになるところではアンドレア・コアーを彷彿とさせる場面がしばしば聞かれるな(特に⑬はモロ)。しかし⑤ではなく⑪をマルコが書いたというクレジットには驚いた。なかなか作曲の幅が広いじゃないのさ。やるね。

ターヤ信者からは「否」の意見も多く聞かれそうだけど、僕は本作を敢えて「ONCE」を超える最高傑作に挙げたい。いやいや、それどころか年間ベスト3に入ってくる出来かもしれないぞ、これは。

ただ一点引っかかるのは、限定盤に入ってるとされるインストCDの存在(僕が購入したのは通常盤)。「ヴォーカルがなくてもNIGHTWISHの音楽はこんなに魅力的なんですよ」なんちゃって、わざわざこのタイミングで主張せずとも。黒歴史にしてしまうにはあまりに惜しい一枚なんだからね。この編成でいい、じゃなくて、この編成「が」いいのだ!って少なくとも僕は言い切れるぞ!頑張れアネット!


【2007/10/02 11:26】 | HR/HM 新譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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