JOURNEY (2011) / ECLIPSE
journey.jpg 1. City Of Hope
 2. Edge Of The Moment
 3. Chain Of Love
 4. Tantra 5. Anything Is Possible
 6. Resonate
 7. She's a Mystery
 8. Human Feel
 9. Ritual
 10. To Whom It May Concern
 11. Someone 12. Venus



フィリピン出身の逸材、アーネル・ピネダをフロントマンに迎えた復活JOURNEY第二弾。

実を言うとこのアルバム、3周り目くらいまではまったくピンと来なくて困ってしまったのだ。壮麗なKeyは薄め、バラード少なめ、Voハーモニー控えめ…。ベスト盤から入門した僕にこれで好意的なレビューが書けるんかいなと。ところが2曲目“Edge Of The Moment”のGリフにふとした瞬間ハマって以降、これはこれで素晴らしいハードロック作品だと思うようになって現在に至る。

前作「REVELATION」が「これぞ大衆の求めるJOURNEY!」という典型的な作品だった反動なのか、本作ではその「らしさ」からはみ出したところでアグレッシブに勝負しようというバンドの意図が感じられる。というか、バラード曲が実はあまり好きではない(!)という中心人物、ニール・ショーンの意志が強く反映されているのだろう。

その結果として本作はハードロック・ファンにアピールする要素がてんこもり。前作の好評と自身のライヴパフォーマンスに贈られた賛辞に確信を深めたのであろうアーネルの説得力あふれる歌声、曲のフィーリングを台無しにしない程度の加減で弾き倒す鬼才ニールのG、そして大御所産業ロック・バンドのDsにあるまじき(笑)抜群の存在感を示すディーン・カストロノヴォのDsが三つ巴でぶつかり合う、実に力強い音像が全編で示されている。

肝心の楽曲はバラエティに富みつつ、かつての「GENERATIONS」(そういえばあれも「復活第二弾」の作品だったなあ)のような散漫さはさほど感じられない。メロディ的には泣きのロック曲“Resonate”と、待ってました!の必殺バラード“To Whom It May Concern”が頭ひとつ抜けているかな。序盤のツカミこそやや弱いものの、ちょいとトライバル調に跳ねる“Human Feel”が良いアクセントになっていたり、ディーンの叩きっぷりが見事な締めのインスト“Venus”が豪快なリプリーズとして働いていたりと、アルバム単位でも十分に楽しめる。

これらの新曲が果たしてライヴで往年の名曲と上手く混ざり合うのか、前作でJOURNEYの音楽に戻ってきた往年のファンが再び振り落とされないだろうか、などという余計な心配をしつつ、単体で見ればこれはバンド内の結束の強さがはっきりと伺える良作だと思う。またアーネルの声を生で聴いてみたいな。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2011/09/19 19:35】 | HR/HM 新譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
こちらでもどうも。
アーネル・ピネダの歌唱のすばらしさ。これに尽きるアルバムではないかと。へヴィさがどうにも受け入れられなくて。。。聴くにつれてよくなるんですが、ほんとにピンとこなくて困りました^^;つかみがいまひとつなので、づるづるとなんか釈然としないまま流れてしまった感じがなんとも残念でした。
【2011/10/16 15:30】 URL | 敏紫 #-[ 編集] | page top↑
敏紫さん、こちらでもこんにちはー。

このハードロッキンな路線も割と高く評価している僕ですが、それでも「らしさ」爆発な前作「REVELATION」より優れているかというとかなり微妙なところですね。アーネルは間違いなくいい仕事をしました。
【2011/10/16 18:26】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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