以前のように「Dsが曲を牽引する」力強い感触はなくなったものの、「軽やか」「爽やか」とさえ形容したい心機一転の本作では、マンジーニさんのその溶け込み具合がむしろ心地よい。
ペトさんとルーデスさんの絡みも「バトル」ではなく文字通りの「掛け合い」。スリリングでありながらどこかピースフル。 そして何より嬉しいのは、ラブリエさんが無理をしている場面がほぼ見当たらないところ。おかげで情感溢れる自然体の歌唱とメロディがじわりじわりと胸をゆっくり締め付ける。 レビューをする前に思わずこんな独り言を書きたくなる、そんな素敵な新作です。 |
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