正月休みのお買い物・その2 (FIREFLIGHT etc...)
FREEFALL (1997) / REBEL HARD
FIREFLIGHT (2010) / FOR THOSE WHO WAIT
SIRRAH (1997) / WILL TOMORROW COME?


こちらはすべて¥250なり。ブックオフはもうお正月の半額セールとかやらないのかしら。

一枚目は英国産兄弟ユニットのFREEFALL。お、“Breathless”のメロディは聴いたことがあるなあと思って調べてみたらば、このバンドはスティーヴ・ハリスの後押しでデビューしたKICKの前身と言える存在なのでした。音楽的にはアメリカンな雰囲気が気持ち強めなメロディ志向のハードロックだが、全体的な佇まいがどうにもデモっぽく、兄マイクの素人っぽい粗さが爆発したVoもあいまって集中して聴くのはちょい厳しい。これでよく日本盤が出ていたなあ。ただし弟クリスのリードGはかなりテクニカルでちょいちょい耳を引く。KICKのときにはこんなに目立った印象ではなかったんだけど。ちなみに上述の“Breathless”をリメイクしたKICKの1st「CONSIDER THIS...」はメロハーの本道からやや外し気味の不思議なメロディを聞かせてくれる悪くない作品だったと記憶しています。

このバンドとは縁があるのか、去年発表されたばかりの3rdをまたもビックリの安値で手に入れてしまったアメリカのFIREFLIGHT。1stから2ndへの飛躍が大きかった分、続くこの3rdでは目新しさこそ感じにくいものの、全編でキャッチーなモダン・ハードロックが聴ける安定した一枚に仕上がっている。僕が知る限り、HR/HMだけでなくクリスチャン系の音楽というのは良くも悪くも真っ直ぐで起伏の少ないツルリと滑らかな作品を出す傾向があって、このFIREFLIGHTにもそうした面が見られるものの、全10曲で一気に駆け抜けるコンパクトな本作ではその点がプラスに働いているような気がする。相変わらずクリアな声を聞かせる伸びやかな女性Voが前作よりも高音域を多用しているからか、聴感上の刺激も少し増していて嬉しい。深く静謐な“Name”からバタバタした“New Perspective”へのダイナミックな繋がりが本作のハイライト。ファンなら必携だし、僕のように「品質主義者」を自認するメタラー諸兄にも入門編としてお奨めできそうな出来ばえ。

英国の8人組SIRRAHはこれが2ndアルバムだそう。90年代「peaceville」系のゆったりゴシックメタルを想像していたらば、案外に荒々しくメタルな音が飛び出してきた。男性Voがダンディ声と野卑な声を使い分け、そこに味付けの女性ソプラノが絡んでくるゴス風味のデスメタル。時折聞こえるヴィオラの響きがけっこう効果的に耳を捉える(が、可哀想なことに出番はあまり多くない)。なかなかドラマティックな音楽なので聴いている最中は普通にカッコいいと思うんだけど、何と言うかこう、「起承承転」みたいな聞かせどころの見えにくい雰囲気重視の楽曲が並んでいて、聴き終わった後の印象点は微妙。この路線で行くならば、僕としては弦楽器も含む大所帯の利点を生かしたもっと荘厳かつスケールのバカでかい音楽が聴きたかったな。どうやら1stのほうが評判がよろしいみたいなので頑張って探してみます。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2011/01/29 13:44】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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