11月半ばのお買い物 (SKILLET)
SKILLET (2009) / AWAKE

今回は一枚だけ。久々の¥500なり。去年発表の作品だから悪くない。

アメリカのクリスチャンハードロック・バンド、SKILLETの最新作を入手。この人たちの音楽を聴くのは初めて。と言いつつ、オープニングのキラー“Hero”はNHKのBS-1で放映されていた「MLBダイジェスト」のエンディング曲ということで僕にはかなり前からおなじみだった。一応「ハードロック」と形容してはみたものの、聴感上のヘヴィさはほとんど感じられず、女性Voが時々スッと自然に絡んでくるこの滑らかな聴きやすさはもはやポップミュージックの域…という感想は、うるさい音楽で耳が調教済みのメタラーゆえか。メインVoの大らかなカスレ声はちょいとA7Xのマイク・シャドウズあたりを思わせる、いかにも昨今のアメリカ発って感じ。女性Voが存在感を増す“Awake And Alive”なんかはFIREFLIGHTふう。ロック曲もバラードもとにかくソツがなく、これが売れないで何が売れるのよというレベルの洗練っぷりはお見事。ただ、そのあまりのスマートさが皮肉にも心を揺さぶる引っ掛かりの欠如に繋がっているような気がするので、僕としてはもう少し大胆なアレンジなり感情の起伏なりを用意して、アルバム全体に分かりやすいメリハリを付けてほしかったな。これはFIREFLIGHTを聴いた時にも思ったこと。


今回は字数が少ないので上で少し触れたMLBネタを少し。

今年のMLBはナ・リーグ西地区優勝のサンフランシスコ・ジャイアンツがあれよあれよという間にワールドチャンピオンに輝いてその幕を閉じた。これからさらに大きな伸びしろを期待できる強力な若手投手陣と、「貧弱」との前評判を覆すしぶとい攻撃でコツコツ得点を重ねたベテラン中心の打撃陣の噛み合わせが実に見事だった。

その陰に音楽の力を感じさせる場面があった。彼らの本拠地サンフランシスコは、ご存知の方も多いようにあの偉大なるJOURNEYを生んだ街だ。そのJOURNEY躍進の立役者ながら、現在は半・隠居状態にあるスティーヴ・ペリーがNLCS(ナ・リーグ優勝チーム決定戦)の応援のためにAT&Tパークに現れたのだ!


JOURNEY / Don’t Stop Believin’


ちなみにペリーはジャイアンツがワールドシリーズに進出した際にも当然のごとく球場に顔を見せ、“Lights”が流れる中スクリーンに大写しになってハッスルしていた。そしてめでたくジャイアンツは全30チームの頂点に駆け上る。まるでJOURNEYの音楽が彼らの快進撃のサウンドトラックとなったかのように。

これは個人的にも嬉しい光景だった。僕はリアルタイムでペリー在籍時のJOURNEYに触れたことのない若造だけれど、しんどい受験期に飽きるほど聴いた彼の国宝級の声とポジティヴなメッセージはいまでも僕の音楽嗜好の根っこになっている。完全に声が出なくなる前に、もう一度でいいから、晴れやかな表舞台に立ってあの歌声を聞かせてほしいなあ。ま、とにかくお元気そうで何よりでございました。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2010/12/19 20:52】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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