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11月初めのお買い物・その2 (IT BITES, THE CLICK FIVE)
IT BITES (1991) / THANKYOU AND GOODNIGHT
THE CLICK FIVE (2007) / MODERN MINDS AND PASTIMES


上がなななななんと¥50、下は¥100なり。ゲオ万歳。

英国の万華鏡プログレポップ・バンドIT BITESのこれは、中心人物であったフランシス・ダナリー(Vo, G)の脱退後に発表されたライヴ盤にして、結果的に一時解散前のラストアルバムとなってしまった作品。1stから3rdまでの曲をバランスよく抜粋していて、わずか10曲の収録でもトータル67分とボリュームたっぷり。残念ながら僕はまだ1stと2ndを聴いていないのだが、そのおかげか(せいか?)まるで新譜を聴くような気分で堪能できた。緊張感よりも和み要素の強いゆったりとしたアンサンブルが特徴的だが、そこにフランシスのややラフでエキセントリックなVoとセンス抜群なカッティングGが乗っかることで、他では聴けない唯一無二の音像に仕上がっているのだと思う。僕は素晴らしき復活作の「THE TALL SHIPS」でフロントマンの座を引き継いだジョン・ミッチェルも最高の仕事をしてくれたと確信しているが、これを聴くとフランシスへの根強い支持も理解できちゃうなあ。特に表情豊かなGプレイはホントに上手い、ていうか「旨い」。例えば優しいメロディが大のお気に入りになった“You’ll Never Go To Heaven”のラストなんか完全に彼の独壇場になっているもの。加えてもう一人の主役ジョン・ベック(Key)の奏でる七色の鍵盤はライヴでも変わらず美しく、こちらの知的好奇心をやわやわとくすぐってくれて三重マル。“Screaming On The Beaches”での弾きまくりは圧巻よ。もう言うまでもなく最高の買い物。そろそろ1stと2ndをきちんと聴かなきゃね。

こないだの記事でデビュー作「GREETINGS FROM IMRIE HOUSE」を力いっぱい激賞させてもらった米国産パワーポップ・バンドTHE CLICK FIVEはVoを交代させての2ndアルバム。おおお、声が変わるだけでここまで印象が違いますか。新Voは前任者と違って低域から中域にかけての歌唱を得意とする人物で、オトナっぽい翳りや憂いといった要素が増量したのは彼によるところが大だろう。しかしその反面、前作をひときわ特別な存在にしていた胸を切なく締め付けるあの甘酸っぱさ・キュートさが大きく減退している。ヴィジュアル面も含めてティーンズ向けのポップアイドル路線から卒業しようとした感がありありだが、うーん、僕はこの没個性的な、いわゆる「エモ」っぽい方向への針路変更には正直「?」だなあ。「やはりこの人たちはタダモノではない!」と思わせる良質のレトロちっくなメロディもたくさん見つかるものの、それがかつての自分たちの最高到達点を超えているとは素直に言いにくい。1stでの彼らを知らない人が単体で聴けばその大部分が満足するであろう高品質であることは疑いようもないけれど、その前作に心酔している僕からすると、このバンドが大切な「何か」を少なからず失ってしまったように聞こえるやや残念な作品。メロディ派リスナーはまず傑作1stから!

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2010/12/12 17:47】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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