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ROXUS (1992) / NIGHTSTREET
roxus.jpg 1. Rock'N'Roll Nights
 2. My Way
 3. Bad Boys
 4. Midnight Love
 5. Where Are You Now?
 6. Nightstreet
 7. This Time
 8. First Break Of The Heart
 9. Stand Back
 10. Jimi G

オーストラリア産のHR/HMバンドと聞いて、真っ先にこの人たちを思い出す僕のような人間は果たしてどれくらい日本に居るのか。その名もROXUS、最初で最後となっている1stアルバム。

これは高校生の僕が「自分で見つけた」作品。情報源はBURRN!誌のレビューでもなく、メタル友達の口コミでもなく、当然パソコンによる検索などでもなく、お店でジャケを見て直感的に手に取った一枚なのだ。その出来ばえは事前の予想を遥かに上回り、僕は立派なメロハー者になるための階段を三段飛ばしで駆け上がったような誇らしい気分になったものだ。

音楽的には何の変哲もない極めてオーソドックスなハードロックなのだが、その中心に据えられた湿り気のあるメロディの質は抜群に高く、常にほのかな哀感を漂わせるアレンジの妙もあいまって聴き手の耳をつかんで離さない。あくまでもフツーのHRという枠組みの中で良質のメロディを煌めかせるこのバランスの良さは昨今のメロメロなメロハー・バンド群とは若干質感が違う(もちろん僕はそういうバンドも好きよ、あしからず)。粘り気のある表現力を持ったVoの声質は耳に心地よく、バックの演奏も堅実。特に専任Keyはとてもいい仕事をしている。歌唱面をはじめ細かなところでやや詰めの甘さを感じさせるものの、B級の中のA級バンドとでも言うべきか、何にせよとても日本人好みの感性を持った人たちだと思う。後に彼らのことを調べて豪産だと知ったときには少なからず驚いた。こういう音楽性のHR/HMバンドを輩出しているイメ-ジがまったくなかったからね。

作品の真ん中で絶妙なアクセントになっているのが“Where Are You Now?”の存在。そう、かのマーク・フリーの傑作「LONG WAY FROM LOVE」において、「男泣き」ならぬ「女泣き」の美旋律を心行くまで堪能させてくれたジュディス&ロビンのランダル母娘の手による1曲だ。これがROXUSの目指した哀愁の世界観にもドンピシャリ。「この曲のために買っても…」の1曲だと思う。その他の郷愁系バラードもじんわりやんわりと胸を焦がす。

僕が拾ったのは外盤だが、どうやら日本盤も発売されていたそう。拙レビューを読んだ方にはROXUSというこの名前をどこか心の片隅に留めていただいて、見つけ次第すぐに確保してもらえればとひそかに願います。隠れた好盤と呼ばれる資格十分の愛すべき一枚です。


(おまけ)

ROXUS / Rock'N'Roll Nights

このタイトルでこの曲調・アレンジに持っていくウェットな感性を僕は愛でたい。素晴らしいオープニング曲。このメロディにピクリと来た人ならアルバム丸まる楽しめます。

ROXUS / Where Are You Now? (acoustic live)

僕が今回思い出したようにこのレビューを書いたのは本映像を見て感銘を受けたから。このシングル曲はオーストラリアで中ヒットを記録、ROXUSはこうして地元の歌番組にもちょいちょい顔を出していたらしい。あ、いいバンドだな、ちゃんと生きていたんだな、としばし和んでしまいました。全編で混じるノイズはちょいとご勘弁をば。

【2010/08/22 21:18】 | HR/HM 旧譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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