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TERRA NOVA (1996) / LIVIN' IT UP
terranova1st.jpg 1. Livin' It Up
 2. Interlude
 3. Hey Babe
 4. If Dreams Are Forever
 5. Come On
 6. Summernights
 7. Once Bitten, Twice Shy
 8. Children Of The Shade
 9. Only The Strong Survive
 10. Love Of My Life

復活第二弾「COME ALIVE」を引っ提げて帰ってきたオランダの痛快ハードポップ・バンドTERRA NOVAの記念すべき1stアルバム。

本作は高校時代の思い出シリーズ・その3。毎度お馴染みの「師匠」H田くんが休み時間に聴いていたMDプレイヤーを半ば無理やりひったくってイヤホンを耳に押し込んだ時の感動と来たら…もうね。「おおお、これは何ぞや!」と叫ぶ僕に、彼は「テラ・ノヴァだよ」とポツリ。「…ん?寺の場?」てな感じで、「テラ・ノヴァ」が「TERRA NOVA」というスペルにはすぐに結びつかなかった未熟な僕だが、それでも彼らの音楽の素晴らしさだけは一発で分かった。その後すぐさま目を皿にして必死に中古屋を捜索、幸運にも1stから3rdまでを揃いであっさり発見して、高校を卒業するまでそれこそアホほど聴き込んだものでした。TERRA NOVAはHAREM SCAREMやGOTTHARD、TEN、FAIR WARNING etc...と同じくらい、メロディを最重要視する僕の感性の形成に多大なる貢献をしてくれた大切なバンドなのです。

なんてったって彼らの音楽は即効性抜群。こと純粋な聴感上の爽快感という観点で言えば、TERRA NOVA以上の気持ちよさを与えてくれるHR/HMバンドはほとんど存在しないと僕は思う。とてもフレンドリーかつ明快な音楽ゆえダイハードなメタラー諸兄からは鼻で笑われるのかもしれないが、さりとてこれが誰にでも簡単に作れるようなインスタントで安直な音楽とは思えない。これはもうバンマスであるフレッド・ヘンドリックスの「ビバ80’s!」なこっ恥ずかしすぎる青春ドラマ的な作曲センスがすべて。何の臆面もなくあまりにも正々堂々とキラキラサラサラとした愛と感動の世界観を追求しているので聴いているこちらのほうが赤面してしまうこともしばしば…だが、それがいい。フレッドの温かみのあるハスキー声が透明なKeyと軽やかな多重コーラスに瑞々しく彩られ、そこにジェスィーノ・デローザスの奏でる旋律最優先型の憎いGプレイがさりげなく花を添える麗しきこの音楽。。。うーん、やっぱりTERRA NOVAは最高なのだ!

ドキドキを煽る逆回転音に連なって飛び出す“Whoo, Let’s rock the night away!”のインパクトで完全に勝負ありの“Livin’ It Up”は、僕にとっていまでもTERRA NOVAというバンドを象徴する究極の一撃。“Hey Babe”、“If Dreams Are Forever”、そしてトドメの“Once Bitten, Twice Shy”と、作品の多くを占めるミドル曲のメロディにも文句のつけようがない。夏の訪れとともに必ず聴きたくなるセンチメンタルな“Summernights”(終盤にかけての盛り上がりも見事!)、真面目な話QUEENの同名異曲と同じ程度の広範な支持を集めてもおかしくない必殺の終曲“Love Of My Life”と、涙腺を破壊するバラードもこってりと充実。B!誌の幅さんが当時勢い余って95点を付けた気持ちも僕は十分に理解できる。非メタルな人々を「こちら側」へ呼び込むのにもうってつけ。ブックオフでは¥250の常連だから、うら若き少年少女はこのジャケを見かけ次第すぐ確保するように!これは命令です!

爽快感の固まりとでも言うべき名曲“Break Away”と“Right Now”のためだけに買っても損はしない2nd「BREAK AWAY」、楽曲の幅をやや広げてバンドの地力を示した3rdの「MAKE MY DAY」もそれぞれ最高の作品。もっとも個人的な好みで言えば、サービス精神の旺盛さ(=曲数の多さ)がちょっとしたダラケを誘うこの2枚よりも、実質9曲をギュギュっと詰め込んだ本作1stのほうが僕は好き。ま、ここらへんは好みの問題でしょう。どの作品でも「ワイルドな俺たち参上だぜ!カモン、レッツパーティー!」みたいな大味な曲が散見されるのはご愛嬌の範囲。「爽」と「哀」のキラーチューンの絶大な魅力がその穴を補って余りある。

復活作の4th「ESCAPE」は、過去3枚と比べるとバラードの威力が気持~ち弱いかなあと思いつつ(それでも十分に感動的だけどね)、 スリリングなハイライト曲の“Rock Bottom”やリリカルなピアノアレンジがとても印象的な“Hold The Line”、あまりに予想外の「クロスファイヤー!」にどうしても頬が熱くなる“Escape”(もちろん褒めてます)、一転してシリアスなメロディが光る“Lonely Is The Night”などなど、これまた佳曲が揃った流石の一枚だった。僕は色々な意味で軽くて薄いAQUILAの2枚にズッこけたクチなので、TERRA NOVAブランドを完全復活させた出来栄えにひたすら安堵したことを覚えている。とにかくTERRA NOVAの作品にハズレなし。待望の新作「COME ALIVE」もきっとね!

(おまけ)

TERRA NOVA / Summernights

あまりにドイヒーな外盤ジャケを見ながら聴いていると何だか不思議な気持ちになってきます。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2010/08/07 23:25】 | HR/HM 旧譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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コメント
こんにちは。
TERRA NOVAの新作リリースが近づくにつれていろんなブログさんでTERRA NOVAの過去作品を取り上げてらっしゃるのを見てふむふむと読ませてもらってます。(僕はTERRA NOVAファンでありながらその流れに乗り遅れてますが)
僕もTERRA NOVA4作品の中では初期3枚への思い入れが強いですね。HR/HMを聴くようになってしばらくの間はオランダ産HR/HMといえばROBBY VALENTINEとTERRA NOVAが全てでした。
【2010/08/08 12:26】 URL | よしよ #-[ 編集] | page top↑
よしよさん、こんにちはー。

ご存知の通り、もともと拙ブログはあるバンドの新譜が出るついでに旧譜をきちんとおさらいするという(そう、よしよさんのような)計画性は皆無なのですが(笑)、ま、たまにはいいかなと思いまして。

そうですね、僕も初期3枚と「ESCAPE」とでは聴きこんだ回数がまるで違うので、どうしても前者のほうへの思い入れが強いです。レビューでは挙げませんでしたが、“Only For You”、“Not Here With Me” 、“How”などといった強い気持ちの込められたバラードの魅力は不朽のものだと思っています。
【2010/08/08 22:10】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
こんにちは。
新譜が出るので僕のところでも取り上げてます。
バラードいいですよね~。「NOW」「Only For You」 「Not Here With Me」などフレッドが歌うメロディがたまんないです。
>“Break Away”と“Right Now”のためだけに買っても損はしない
まさにそのとおり。
初期3枚は好みの問題かなと。3枚とも質が高いですから。僕はどちらかといえば3rdなんです。どれも甲乙つけがたいのですが・・・。 
【2010/08/10 15:04】 URL | 敏紫 #-[ 編集] | page top↑
敏紫さん、こんにちはー。

敏紫さんの記事も読ませていただきました。いやあ、みなさんTERRA NOVAがお好きなんですね、よかったよかった(笑)。

「MAKE MY DAY」は“I Will Be There”~“Promise You Wait”~“How”(さらにはシークレットのアカペラ曲)の並びが実に素晴らしく、この終盤の流れの良さは初期3枚の中でもベストだと思います。 確か“Promise You Wait”を作曲したのはGのジェスィーノでしたっけ。この人とフレッド&ロンの兄弟がいればTERRA NOVAは成立しそうですね。新譜にも期待です。
【2010/08/10 23:30】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
こ、この外盤ジャケはひどいな・・・(;´Д`)知らなかったです。
これだけいい音楽を作ってるにもかかわらず、海外では人気が出ずいったん解散に追い込まれてしまった原因はこれだったのか!(笑)
【2010/08/11 06:29】 URL | 一志 #-[ 編集] | page top↑
一志さん、こんにちはー。

いやあ、僕もビックリしましたよ。元気よく「LIVIN' IT UP」と言いながら、ジャケはもはや現世での生を諦めているかのごとき南無~な佇まいですものね(笑)。

あっ!もしかしたら僕が最初に「寺の場」だと思ったのはあながち的外れでもなかったのかも!(笑)
【2010/08/11 20:10】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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