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先週のお買い物 (MAGO DE OZ etc...)
BRAINSTORM (2000) / AMBIGUITY
GALLOGLASS (2003) / LEGENDS FROM NOW AND NEVERMORE
MAGO DE OZ (2005) / GAIA Ⅱ (2 Discs)
RED WINE (2002) / EL FIN DE LOS TIEMPOS


久々に「ど」メタルなお買い物。 僕の周りにはいわゆる「メタル屋」さんがないものだから、こういうメンツにお目にかかること自体なかなか珍しいのだ。もちろんどのバンドも初体験。4枚すべて¥250なり。MAGO DE OZが嬉しすぎる。

独産ド直球パワーメタルのBRAINSTORMは現Voのアンディ・フランクが初参加した3rd。1曲目なんかは「HUMAN FACTOR」時のMETAL CHURCHが少しRAGE方面にシフトしたような感じに響く。Voの語尾のクセがちょっとピーヴィーっぽいからかな。全体的にも、いわゆるメロパワとは一線を画したツインリード主体型の硬派なメタルを満喫できる…と言いたいのだが、正直フックと盛り上がりに欠けた地味な楽曲も多く、一枚を通して聴くと少々の飽きが来るのも確か。バンドの方向性にはとても好感が持てる分ちともったいない。が、しかし、8分超のエピック曲“Beyond My Destiny”の出来は白眉で、Voそっちのけで2分ほどの劇的なインストパートを展開させてみせる様には思わず拳を握った。これだけでも¥250出した甲斐がある。作品を重ねるごとに評価をじわじわ上げているバンドらしいので、ぜひこれ以降のアルバムも聴いてみたい。

これまた独産バンドのGALLOGLASSの1stは一転して典型的なジャーマン型メロディック・パワーメタルを聞かせてくれる。と言いつつ、メタルメタルした剛直さはあまり感じられず、むしろスラリと滑らかな疾走感こそが強く印象に残る音像。ヴァイオリン・チェロ・フルートと要所での女性コーラスもそうした優雅な雰囲気作りに貢献。決して「上手い」とは思わないものの、無理して高域を張り上げないところに好感の持てるいくらかヤワな感触を持ったVoも親しみやすくて良い。オープニングの“Dragon’s Revenge”、タイトル曲、そして“Eye To Eye”と、一発でサビメロを覚えられる佳曲も収められていて、これは輸入盤なら掘り出し物の部類だと思うがどうだろう。デビュー作ながら穴は少なく、落ち着いて楽しめる一枚。

どうしようもないジャケで完全脱力させてくれる(ブックレットはさらにひどい)、スペインの顔が濃すぎる9人組MAGO DE OZはその手のファンの間では高く評価されているバンドだそう。あまりにも壮大な序曲に胸が高鳴ったが、続く疾走曲では「森の木陰でドンヒャラライ」っぽいお気楽なフルートが流れてきてちょっと肩透かし。しかし、非常にキャッチーな民謡調サビメロと意外なほどきちんとメタルなバッキングで「ムムッ」と唸らされる。そうした民謡メロパワ曲を基本にしつつ、ネオクラ/いにしえのハードロック調(ぶっちゃけRAINBOW)から大らかなフォークソングに至るまで楽曲のヴァラエティも豊富で、2枚組100分のボリュームでも聴き手を決して飽きさせないのが◎。バラードでは意外とシリアスに泣かせてくれるのも憎い。大手「Warner」に属しているだけあって音の作りにB級感は薄く、Gの2人もとても面白みのある叙情フレーズを弾きまくってくれていて聴き応え十分。こう音楽が良いとなると巻き舌全開のVoがもっと上手ければ…と思ってしまう瞬間も多々あれど、ここまでカラフルなエンターテインメント・メタルに徹底している様を見れば野暮な注文かな。「ぼくらのまちにメタルサーカスがやってきた!」的なワクワク感を与えてくれるバンドは確かに貴重だわ。前作「GAIA」もぜひぜひ聴いてみたいな。完全に余談ながら、メンバーの一人の名前が“Txus Di Fellatio”ってのは何の冗談?(笑)

そしてラストは同じくスペイン産のRED WINEの2nd。ああ、来てしまいましたよ、久々の殿堂入り候補が。。。1曲目・3曲目はそれこそ「緩くなったMANIGANCE」、2曲目は「小型化したRHAPSODY」といった具合の導入に少なからず期待したものの、素敵にヘタレたヨレヨレのVoが入ってくると一気にテンションが急降下。全編においてイントロで持ち上げて歌で落とす必殺コンボの連続。残念なことに、僕はこの歌声を微笑ましいと思えるほど寛容な耳を持ち合わせておらず。無理な高域でボロが出るのはともかく、低く歌ってもダメってどういうことなの(4曲目!)。9曲目で一瞬歌が男らしくなった?と思ったら、当時DARK MOORのエリサ・マーティン様がゲスト参加していました、ってなオチまで(こちらもそれほどお上手ではないけど…)。安易なツーバスドコドコ、あるいは無駄なキラキラに走らない楽曲作り、そして哀愁のサビメロには光るものが感じられるだけになおさら辛い。ちなみにこの恐ろしき「上手でなさ加減」(←超・婉曲表現)は決してスペイン語がメタルに合わないから云々ではなく、単純に歌い手の技量の問題。日本語だろうが英語だろうが、あるいはフランス語・スペイン語だろうが何だろうが、上手い人はやっぱり上手いのよ。ということで、本作は自分というリスナーが良くも悪くも「品質主義者」のメタラーであることを再確認させてくれた一枚。僕はやっぱり「メロディがクサければ歌が多少アレでも問題なし!」というメタル観にはついていけません。ああ、背中がムズムズする。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2009/12/18 17:29】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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