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けっこう前のお買い物 (SPIN GALLERY etc...)
EYES OF SHIVA (2006) / DEEP
SPIN GALLERY (2004) / STANDING TALL
TRIBE OF GYPSIES (1997) / NOTHING LASTS FOREVER


またもや初体験組を3枚ほど。上から¥400、¥200、そして脅威の¥20なり。

ブラジル発のメロディック・パワーメタル・バンド、EYES OF SHIVAは2ndアルバム。とりあえずメロパワなどと書いてみたものの、彼らは軽薄なツーバスドコドコ&フニャチンハイトーン(超リスペクト藤木さん@B!誌)にまみれたC級D級のバンドにはあらず。オープニングの“Blowing Off Steam”の剛毅なリフとモダンなリズムには少々驚いたが、これは素直にクールだと思う。続く2曲目は母国の英雄ジーコに捧げられたその名も“Kamisama”だが、どうぞ失笑することなかれ。僕は本作の中でこの曲が一番好きだ。ボーナス版では「どーもありーがとー、かっみさまー」という日本語詞が意外なほどハマっていてこれまた面白い。作品を全体的に見てもとにかく骨太かつモダンなリズム面で引っ張る音像が印象的で、そこいらの粗雑なパワーメタラーや軟弱メロスパーと一緒くたにするでない、と言わんばかりなご本人たちの自信と自負が見え隠れする。バラード曲にもスタイリッシュな感触がたっぷり、こんなところでも既存の同系統バンドとは一線を画そうとする意識がバリバリと。ブラジル産にありがちなANGRAの影響もほとんど感じられない。Gソロがやや上滑り気味な点は少々残念ながら、なかなか興味深いバンドではないか。狭義のメロパワとしてどうこうじゃなく単純にヘヴィメタルとしてカッコいい、これは忘れられがちだけどとても重要なこと。安値で見つけたらぜひ拾ってみてくだされ。

スウェーデンの才人トミー・デナンダーが仕掛け人のプロジェクト、SPIN GALLERYの1st(「HIGH 'N' DRY」よろしく変なジャケット!)。デナンダー関係では豪華ゲスト満載だったRADIOACTIVEの1stが音楽的にはそれほど面白くないAORだったので、買う前にはその中身を少々疑ってかかっていたのだけれど…これが何ともまあ素晴らしい。メタルはおろかハードロックの枠に入れるのも困難なほどの軽―い音像ながら、これがデナンダーの開き直り効果なのか、全編に詰め込まれたポップで爽やかなメロディがいまにも盤面から零れ落ちてしまいそうなほど麗しい作品に仕上がっている。3人のリードシンガーに特筆すべき個性はないが、それぞれがこの手の音楽を歌うのにピッタリのナイスな声を持っているし、何しろ3人で緻密に織り込んでゆくコーラスの透明感が尋常ではない。思わずことばを失ってしまう“I Still Recall”や“Need To Be Free”を聴いてごらんなさいな。時間が止まるよ?穏やかな旋律に心和む“My Heart”を作曲しているのはあのクリフ・マグネス。現在はプロデューサーとして著名な人ながら、この手の曲を書かせれば相変わらずの優れたメロディメイカーぶりを発揮、あの名作「SOLO」に通じるこの曲だけでも本人にご登場願いたかった、なんて(笑)。あの分厚い声がちょっと懐かしいな。さておき、HR/HM云々に囚われず良質のメロディにひとつでも多く触れておきたい!という方にはもう文句なくお奨めしておきます。特にBACKSTREET BOYSやSAVAGE GARDEN(懐かしい!)といったダンサブルなボーイズポップスに目のない方は必聴レベルです。ボーナスも含めて捨て曲一切なし!ああ、こりゃ長い付き合いになりそうだわ。

メタル界の再生請負人としてもお馴染みのロイ・Z率いるラテン系HRバンドのTRIBE OF GYPSIESは…ああ、このタイトル曲“Nothing Lasts Forever”は、出会えたことを思わずメタルの神様に感謝したくなるレベルのポップな大名曲。とんでもないですよこいつは。誇張抜きで鳥肌が立つと同時に不覚にも涙腺が緩みました。粘っこい声で歌われる一度聴いたら忘れられない哀愁のサビメロ、大人の色気を漂わせながらしっとりと耳に絡み付いてくるロイ・ZのG、そしてこのバンドの音楽性を決定付ける情熱的なパーカッション。しつこいですけどホントにたまらんですよこの曲は。カヴァー2曲を含めたその他の曲も聴き応え十分、まんまスパニッシュな“Melena”なんか泣きたくなるほど最高だよー。わずか6曲の構成ながらバンドの個性と音楽的資質が十二分に伝わってくる圧巻の一枚。ていうかこんなにも充実した内容のミニアルバムを聴いたのはおそらく生まれて初めてのこと。素晴らしすぎる。頑張ってフルアルバムも探さなきゃね。

いやー今回は3枚とも良かったなあ。素敵な出会いになりました。音遊。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2009/11/12 19:03】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
こんばんは。お久し振りです。
クリフ・マグネスの名前を見て思わず「懐かしい」と呟いてしましました。「SOLO」は僕の中でAORというジャンルを象徴する作品です。彼のペンによる曲があると聞くとSPIN GALLERYに興味が増しますね。

「NOTHING LASTS FOREVER」はミニアルバム形式の作品の中で最もリピートした1枚かもしれません。タイトル曲とMelenaが大好きです。僕もこのミニアルバムがきっかけでTRIBE OF GYPSIESに興味を持ち、フルアルバム初期3作品を聴きましたが、やはり「NOTHING~」が最高傑作だと思っています。
【2009/11/13 20:47】 URL | よしよ #-[ 編集] | page top↑
よしよさん、こんにちはー。お久しぶりです。

やっぱりよしよさんとは趣味が合いますね。僕も「SOLO」が大好きで、“Footprints In The Rain”の劇的なアタマ10秒で快心の笑みが浮かび、続く“It's Only Love”の女性Vo(haaa~♪)で「ごめんなさい僕の負けです」といった具合でした。あの出会いはかれこれ7年前くらいになるでしょうか。最高のAOR作ですよねえ。

ご紹介したSPIN GALLERYはそのクリフ・マグネス曲がオマケに感じられてしまうほど、全体的に楽曲の出来が良いです。当然ながら北欧風味もちらほらと。「HR/HMに理解のある人間が作るポップス」にはやはり得難い魅力がありますね。身構えずに軽ーい気持ちで聴けるところも実に素晴らしいです。見つけたらぜひどうぞ。

よしよさんはTRIBE OF GYPSIESの過去作を聴かれているんですね、何とも羨ましいこと。僕は去年聴いたBREED 77なんかも相当気に入りましたが、本作も自分がこの手の哀愁の民族系音楽に弱いことを改めて認識させてくれる一枚になりました。“Nothing lasts forever, except my love for you~”なんてベタな歌詞が耳から離れなくて困ってます(笑)。
【2009/11/16 17:42】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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