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いつだかのお買い物 (THUNDERSTONE etc...)
(新譜)
DAUGHTRY (2009) / LEAVE THIS TOWN
GOTTHARD (2009) / NEED TO BELIEVE
SAOSIN (2009) / IN SEARCH OF SOLID GROUND


(旧譜)
ARACHNES (2006) / IN PRAISE OF SCIENCE
DEADLOCK (2008) / MANIFESTO
IVANHOE (2005) / WALK IN MINDFIELDS
THUNDERSTONE (2004) / THE BURNING


ひっさびさのお買い物記録。いや、実を言うと結構ちょこちょこ買い物はしているのですが、毎度おなじみの「感想を書くのがめんどくさい病」に陥っていたゆえ。少しずつこちらも復活させていきたいところです。一応はこれがブログのメイン記事なので。新譜はすべてレビューを書きましたのでよろしければどうぞ。中古盤はオール¥500なり。悪くない。

今回もすべて初体験組のバンドたち。まずは柔和なメロディックメタルを聞かせてくれるイタリアのARACHNES。最初はエッジに欠けたおとなしい音作りとそれに合わせて弱々しく聞こえるVoに面食らったが、何度か聴いているうちにそれもまたこのバンドの個性かも、と好意的に受け取れるようになってきた。表情豊かなKeyに彩られた優雅な音楽性が特徴で、Gが柔らかーく奏でる泣きメロもじわじわと胸を締め付ける。「メタルであること」を主眼においていないバンドなので、熱き鋼鉄属性の持ち主は要注意のこと。ていうかVoもバラード曲の繊細な表現力にこそ強みを感じるタイプだし、そこそこのメロパワ曲を挟んで特定層に媚を売るよりも、むしろお上品なイタリアンプログレ路線を極めたほうがより面白いものが出来上がるのではないかという気もしてくる…って書いていたら、私を失望のどん底に叩き込んでくれた恐怖のATHENAの1stを一瞬思い出してしまった。確かにちょっと似ているような。。。いやいや、当然あっちよりは歌うまいっすけど。つるかめつるかめ。

お次はドイツ産の近未来型メタルコア、DEADLOCK。ちょいちょいと各所で名前を目にしていたので気になっていたバンドでしたが…うーむ、良くも悪くも21世紀以降のメタルバンドだなあというのが正直な感想。良質のプロダクション、小気味のよい演奏、大胆なエレクトロ要素の導入をはじめとした巧みなアレンジ、そしてスッと切り込んでくる伸びやかな女性Voのメロディアスな歌メロ。。。うわー売れそうー。が、確かに聴いている最中は「なんという質の高さ!」とワクワクさせられるのだけれど、いざ聴き終わってみると心に残るものが少ない気がしてならない。メタルコアがアレなら「ジェットコースター・メタル」とでも呼びましょうか。肝心のメロディの質、ひいては目指している音楽性そのものが「軽い」と僕には思えた。音像のメジャー感は間違いなく最上級レベルなので高く評価する人がいるのは不思議ではないけども、決して僕が夢中になれる音楽ではございませんでした。ちなみに名高き(?)ヒップホップ・パートには僕も大笑い。まったくもって意味不明&意図不明瞭。アルバムを区切るインタールードのつもりなのかしら?謹厳実直な民族性だとこちらで勝手に思いこんでいたドイツ人が、実は日本人と同じくらいHENTAIなのではないかという風評がますます確かなものに思えてならない今日この頃。

…と言いつつ、こちらも独産のIVANHOEが披露してくれるモダンなプログレメタルは一転して非常にシリアス。Voの声質と歌メロ&ハーモニーからSTRIDEの「IMAGINE」を思い出す場面もしばしばながら、当然あれほどライト&ポップにはあらず。センスの良いKeyをふんだんに取り入れた歌モノ路線ではあるのだが、その割には分かりやすい叙情性よりも先にメタルバンドたる攻撃性のほうが耳に残る音像。これといったキラーは見当たらず、またミドルテンポ主体のダークな曲調が貫かれていることもあいまっていささか地味な印象は拭えないものの、ずっしりとした演奏の安定感といい、堂々たる音作りといい、実に良質で聴き応えのある総合点勝負の作品だと思う。これが90年代から生き残っているこの手のバンドの地力なのだろうか。意外なほどDREAM THEATERっぽくないのもいいですね。

そしてラスト。フィンランド産のTHUNDERSTONEの2ndは素晴らしい。まあとにかく良い曲が揃ってる、コレに尽きるかと。僕はメタル作品をA級かそうでないか判断する基準のひとつを「ミドルテンポの曲をいかに聞かせきるか」に置いているのだけれど、その点で言えばこのバンドは間違いなくA級以上の作曲センスを持っていると思う。オープニングを飾る“Until We Touch The Burning Sun”を聴いた時点で手ごたえ120%。もちろん疾走曲も良い出来で、引っ掛かりあるリズムがグッドな“Break The Emotion”やAT VANCEとタメをはれる“Tin Star Man”、やや陽性のサビメロが光るボーナス曲“In Sanity”などが強く耳を引いた。まんまSTRATOVARIUSふうの“Spire”も良いアクセントになっている。B!誌による1stのレビューでは典型的なストラトフォロワーのような扱いをされていた記憶もあるが、ここで聞かせる音楽にそうした二線級の香りはほぼ皆無。もひとつ特筆すべきはパシ・ランタネンなるVoで、マッツ・レヴィンの声からクセを減らしてジョニー・リンドクヴィスト(NOCTURNAL RITES)風味をひとまぶししたかのような、それでいて彼自身の個性も十分に感じられる男らしい声はこれぞメタルシンガーのお手本とでも言うべき見事さ。イングヴェイのとこで歌ってもイケそうだし、あるいは古めかしいハードロックをゆったり歌い上げさせても面白そうな、ほんとにいい声をしています(ボーナスのデモ曲だと妙に下手に聞こえるのは、本作発表までに彼が大きく成長した証なのだろう)。その彼はすでにバンドから脱退しているとか?ちと残念。さておき、本作は2004年当時に聴いていれば年間トップ10に入ってきそうな出来の好盤でございました。こういう確かな実力に裏打ちされた、分かりやすくも奥深い音楽性を持ったバンドが常にヘヴィメタルの王道=正統派に位置付けられていて欲しいなあ。

【2009/11/07 17:15】 | 購入履歴 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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