スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
RED (2009) / INNOCENCE & INSTINCT
red.jpg 1. Canto III (Intro) 2. Fight Inside
 3. Death Of Me 4. Mystery Of You
 5. Start Again
 6. Never Be The Same
 7. Confession (What's Inside My Head)
 8. Shadows 9. Ordinary World
 10. Out From Under
 11. Take It All Away 12. Overtake You
 13. Forever 
 14. Nothing And Everything
 

アメリカ産のメロディアス・ヘヴィロック・バンドRED。日本デビュー作の2ndアルバム。

音楽的には、ザックリとした(not大雑把な)重たいリフとリズムを基盤にしたダークな歌モノ・ヘヴィロック。僕が今まで聴いた中で一番近いのはBREAKING BENJAMINの音か。あれに荘厳なシンフォ・アレンジを施してよりドラマティックに仕立て上げた感じ。と言いつつ、聴く前に予想していたほどそうした装飾面に頼りきっているわけではなく、あくまでも良い歌メロを引き立てるための効果的な活用を試みているようで非常に好感が持てる。暗い音像の拠り所は決してグランジィな虚無感ではなく、「人間の持つ善と悪の二面性」というテーマを追求した結果であり(日本盤ボーナスに選ばれた1stアルバムのシングル曲 “Breathe Into Me”と比較すると良く分かる)、生粋のHR/HMリスナーにも何気にアピールしうる「外向き」の音楽だと感じられた。

静かなイントロから本作の主題をいきなり提示してみせるオープニングの“Fight Inside”を聴けばREDの魅力がきっと伝わるはず。音像がふと柔らかくなる“Never Be The Same”は一般層にもアピールしうる秀曲だし、キャッチーな“Shadows”はLINKIN PARKあたりのファンにも受けそう。サビでのDsのリズムの取り方が耳を惹くアップテンポの“Overtake You”もミドル主体のアルバム構成を引き締める良いアクセントになっている。

Voのマイケル・バーンズはアメリカの売れ線バンドにありがちな声と言えばその通りだが実力面は文句なし。ロック曲では強面のルックスそのままの芯の強い歌唱を聞かせる一方で、それとは裏腹の甘い美声の持ち主でもあり、静かな始まりからストリングスによる劇的な盛り上がりを示してみせる“Take It All Away”や“Fight Inside”の改変ラスト曲(こういう趣向は大好き)“Nothing And Everything”における官能的な歌いっぷりは特に見事。じわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわじw…と、耳に絡み付いてくる耽美な歌メロをゆったりと堪能させてくれる作風に貢献している。

楽曲の型自体はいかにもリズム面から立ち上げましたという今様アメリカンなヘヴィロックだし、パッと聴きではやや地味な印象も否めないが、僕個人はREDも立派に「新世代メロディアス・ハードロック」に分類されてしかるべき優秀なバンドだと思う。そこいらの有象無象のラウドロック(笑)バンドと一緒にされたらたまらない。去年発見してグッと来たBREAKING BENJAMINの「PHOBIA」と同様に多くの人に聴いてもらいたいな。EVANESCENCEの1stが好きだった人にもちょっとお勧めしておきましょう。世界観がハッキリと統一されたことで生まれた陰影たっぷりのメロディを、時間のあるときにアルバム丸ごと楽しみたい一枚。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2009/03/16 21:24】 | HR/HM 新譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<DAVID COOK (2009) / DAVID COOK | ホーム | JOURNEY ライヴ (3月9日・東京国際フォーラム ホールA)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://mooju.blog121.fc2.com/tb.php/148-23fa554e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。