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JOURNEY ライヴ (3月9日・東京国際フォーラム ホールA)
行ってきました、JOURNEYの東京公演。もちろん初めての生JOURNEY。こんなに規模が大きくてしかも椅子アリの会場でのライヴは初めて。きれいな建物で素敵でした。

今回は東京でさえ追加公演なしの1回ポッキリということもあって、月曜日にもかかわらず文字通りの完全ソールドアウト&当日券発売なしのようで。。。会場の外にはチケットを取れなかった熱心なファンの方々(と、「買うよ~」を連呼する怪しげなおっさん)が大勢見られ、僕も何度かチケット交渉の誘いを受けた。うーん、あの様子ならもう一度同じ箱で興行打っても埋まりそうな気がしたなあ。

入場までの流れは非常にスムーズ。僕としてはかなり奮発して黒いTシャツ(¥4000、バンド・シンボルのスカラベを中心にすえた新譜ジャケ通りのデザインがカッコよい)を購入後にホールへ。僕の席は1階41列目の真ん中あたり。これは相当目が良くないとバンドメンバーの顔を視認できない距離だが、チケ待ちしていた先ほどの人たちのことを考えると贅沢は言えませぬ。ざっと見る限り、やはり僕よりも上の世代の方々が主な客層で、会社帰りっぽいオトーサンも結構見られた。お隣さんはそれぞれ静かそうな男性と上品そうな女性で僕としては一安心。

開演はほぼ予定通りの19時5分ごろ。オープニングは僕の期待通り新譜から“Never Walk Away”。音のバランスはニール・ショーンのギターがちとうるさめな分だけロス・ヴァロリーのベースが聞こえにくいような具合だったが(これは終演まで変わらなかった)、アーネル・ピネダの伸びやかな歌声とジョナサン・ケイン&ロスの「もしかして機械仕掛け?」と思わせるほど美しいコーラスワークはハッキリと分かって感動的だった。美しい照明効果もあいまって観客の反応も上々。続く“Only The Young”~“Ask The Lonely”の畳み掛けからあとはめくるめくメロディアスハードの美世界へ。新譜から6~7曲、時折レアな曲なども織り交ぜつつ、あとは期待通りのグレイテストヒッツ・ショウといった感じの約2時間20分だった。

やっぱり“Open Arms”、“Separate Ways”、“Faithfully”、“Don’t Stop Believin’”、“Anyway You Want It”といった名曲の威力は絶大で、観客の「待ってました!」感が肌を通して直に伝わってきた。新しいフレーズの盛り込まれた“Separate Ways”のラストは少々お間抜けな感じがしたけど、細かいことは気にしないほうが吉。JOURNEY最高!

大注目のアーネル・ピネダの声には最初のひとフレーズを聴いただけで「あ、こりゃ本物だわ」と感じさせるに十分な説得力・求心力ありあり。“Open Arms”の“Lying here beside you, here in the dark~”のソフトなサワリ部分だけでざわめいた観客の「!」という反応がそのことを端的に示していたように思う。ハードチューンを熱唱しても決して下品にならない適度なロックフィーリングの醸し出し方も素晴らしかった。これで「アーネルはJOURNEYに合わない」なんてとてもじゃないけど言えないわ。

(実際にナマで見たことはないんだけど)デイヴ・リー・ロス、ゲイリー・シェローン、あるいはトビアス・サメットなんかを彷彿させる開脚ジャンプまで披露してくれたアーネルのエネルギッシュな動きがオールドファンにどのように受け止められたのかは分からないが、まだまだ若造の僕はとても良い印象を受けた。さらさらの長髪もあいまって何となくDRAGONFORCEに加入させたくなるようなせわしなさと言えなくもないが(すんげえエビゾリとか/笑)、「自分、みんなの前で歌えて嬉しいです!」ってな想いをカラダ全部を使って表現しているようで僕は自然と笑みがこぼれてしまった。もちろんそれでいて本業がおろそかになっていないからこその高評価よ。結局最後の最後までエネルギーを切らすことなく歌いきった若々しさには文句なく拍手を送りたい。最後にメンバー全員と並んだ時には「こんなに小柄だったのか!」と驚いたけど。この体のどこからあれほどのパワーが沸いてくるのやら。いやはや、ニールとジョナサンは凄い人材を見つけてきたものだ。

そして今回僕がある意味アーネル以上に感銘を受けたのはディーン・カストロノヴォの驚異的なパフォーマンス。二の腕を思いっきり出した黒いベスト姿で高くヒジを上げながらドラムをぶっ叩くその様が、かつては「産業ロック」の権化として的外れな批判を受けることもあったJOURNEYに何ともハードロック・バンドっぽいエネルギーと熱い躍動感を与えていた。実に華があるドラマーだ。バラードナンバーにおける繊細なシンバルさばきもお見事。

…そして、なんつっても彼がドラムを叩きながら歌った4曲がもうね!“Keep On Running”と“Mother, Father”はまだ予想の範囲だったが…僕の大好きなスティーヴ・オウジェリー時代の“Higher Place”にまずビックリ!観客の反応は決して良くなかったが「ARRIVAL」大好きっ子の僕は超々感動。そしてさらにたまげたのは何と“Still They Ride”!!一枚モノのベスト盤では漏れることの多いこの隠れた名曲をナマで聴けるなんて。。。アーネルには少し申し訳ないけど、個人的なハイライトは間違いなくこの2曲だった。始まって5秒後、思わず「アッ」と手で口を押さえてしまったもの。何気にアーネルよりも「ペリー度」の高い美麗な声で、それまでと変わらず手足を動かしながら息も切らさず当然のように歌い上げるんだよ??「63億分の1!人類最強、歌うドラマー決定選手権!」みたいな催しがあったらディーンの優勝はほぼ確定。音響面の関係か少々声が引っ込んでいたが、この際それはたいした問題ではない。ホントにドキドキしました。

一人三役・四役をサラリとこなすジョナサン・ケインの芸達者ぶりも見ごたえがあったし、音に少々恵まれず最大の武器である繊細な表現力はやや減じられていたものの、基本的な技量の高さをしかと印象付けてくれたニール・ショーンもさすが。ロス・ヴァロリーはちょっと目立たなかったかな。

改めて冷静に振り返ると、JOURNEYのレパートリーでもっとも愛している“Who’s Crying Now”を聴けなかったのは残念だし、「FRONTIERS」の曲よりもむしろ「RAISED ON RADIO」のキャッチーな曲を聴きたかったなという気持ちもある(僕はライヴ前にセットリストは見ないタイプ)。それと、結局ちゃんとしたメンバー紹介がなかったのも少々気になるところ。母国の英雄を一目見ようと足を運んだであろう在日フィリピン人の方も多かったようだし、最後に並んでお辞儀をする時アーネルをグイッと褒め称えても良かったのでは。

もひとつ言うなら、やはり新譜の曲に対する観客の関心の薄さが少々気になったかな。今回のツアーは久々の再結成によるありがちな集金ツアーなどではなくて、アーネル・ピネダという逸材と素晴らしい新譜を携えてのいわばお披露目&凱旋ツアーなわけだからね。反応はともかく、新譜の曲が往年の曲と違和感なく溶け込んでいるのは間違いないし、特にお気に入りの“Turn Down The World Tonight”が聴けたのはしみじみ嬉しかったなあ。

なんちゃってちょっと生意気を言いつつも、これはもう間違いなくチケ代¥9000を払う価値のあるプロフェッショナルなショウだったと思う。僕は普段「¥100で~を拾いました、やっほう」なんてちまちまと購入履歴を付けるほどの庶民派(貧乏性?)ゆえ、そのオトナ仕様の価格設定にはギクリと引いてしまったことを告白しますが…いや、思い切ってチケ取って良かった。心からそう思います。ありがとうJOURNEY、どうやら一生モノの思い出になりそうです。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2009/03/11 13:14】 | 音楽語り | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
むーじゅさん、こんばんは。
アーネル素晴らしかったですね。
動画で見る印象では上手いけど・・・ぐらいだったんですが、
生での衝撃は比べ物になりませんね。
Higher Placeは私もとても嬉しかったんですが、
観客の地蔵っぷりが本当に残念でした。
名古屋大阪ではやらなかったんで、もうやってくれないかも。
ニールもジョナサンも53歳くらいなので、
あと何回見られるかと不安になります。
【2009/03/12 19:29】 URL | RABI #mxdmXl.w[ 編集] | page top↑
RABIさん、こんばんはー。

アーネル・ピネダのよく伸びる声と元気に飛び跳ねる姿、あれから一週間経った現在でもありありと思い出すことができます。本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。「ペリー命!」のファンの方々がどう受け止めたのかが気になるところです。

“Higher Place”やったの東京だけだったんですか?いやあ、それはラッキーでした…って、あの反応の悪さゆえリストから削られたのだとしたら素直に喜べないですねえ。このコメント欄を使って、「ARRIVAL」は最高の作品だったともう一度断言しておきます(笑)。
【2009/03/16 21:02】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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