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JIMI JAMISON (2008) / CROSSROADS MOMENT
jimijamison.jpg  1. Battersea 2. Can't Look Away 
 3. Make Me A Believer 4. Crossroads Moment
 5. Bittersweet
 6. Behind The Music
 7. Lost 8. Love The World Away
 9. She's Nothing To Me 10. As Is
 11. 'Till The Morning Comes
 12. That's Why I Sing
 13. Friends We've Never Met
 14. When Rock Was King
 15. Streets Of Heaven

2008年のラストは元SURVIVORの稀代のシンガー、ジミ・ジェイミソンのソロアルバム。多くの方がご存知の通り、これは単なるソロ作品の発表をはるかに超える意義を持っています。

そう、往年の美しきSURVIVORサウンドを蘇らせるために「Frontiers」が奔走し、ジミとかつての盟友である天才作曲家、ジム・ピートリックの手を再び組ませることに成功したのが本作なのだ。B!誌でのPRIDE OF LIONS(以下、POL)、および「REACH」発表時のSURVIVORのインタビューでは二人が法廷で骨肉の争いを繰り広げたというような話だったので、このニュースには心から驚かされた。「Frontiers」、よく頑張ったGJ。

ということで本作の音楽性はもうSURVIVORそのもの。どこか冷ややかで硬質な印象を感じさせたJIMI JAMISON’S SURVIVOR名義の「EMPIRES」とも、おおらかさが前面に出ていたフランキー・サリヴァン主導の「REACH」とも異なる、ジミとジムの2人によるマジックがなければ成立し得ない、麗しき80’s SURVIVORの再現だ。これでロビン・マッコーリー在籍(!)の現行SURVIVORはほぼ完全にその存在意義を失くしてしまったような…(笑)。僕は若き逸材トビー・ヒッチコックが鮮やかなハイトーンで歌い上げるPOLも大好きだが、酸いも甘いも知り尽くしたオトナの歌唱表現力という点ではやはりどうしたってジミに一日の長がある。これはもう仕方ない。時折、声の張りと伸びに少々の衰えを感じたのは僕だけかもしれないが、「愛と夢と希望を歌うために生まれてきた男」の、唯一無二の堂々としたスケールの大きさは健在だ。POLにどうも満足できない往年のSURVIVORファンの方も溜飲を下げる一枚になったはず。

本作ではジムがジミの声を念頭に置いた「王道」的な作曲をしているのも明白で、POLに顕著なハードロック的な緊張感や(アメリカン)プログレ性はグッと抑えられ、むしろAOR的と形容できそうなマイルドな音像に仕上がっている。そのせいか、アルバム単位で見れば妙に落ち着いた前半5曲がいくらか足を引っ張っているような気もするが(前半に強烈な曲で畳み掛けてくるPOLと比較すればなおさら)、それは錯覚、と言うよりも後半の充実度から来る贅沢な物言いということになる。

アルバムの明確な線引きとしても機能している最も重要な存在が6曲目の“Behind The Music”。これはSURVIVORのベスト盤にポンと投げ入れられていても全く遜色ない、ズバリの名曲。哀愁と爽快の黄金比を完全に掴んだメロディ展開、聴き手を大きく包み込む卓越した歌唱、そのVoを華麗に彩る合いの手のGメロディ(オブリガートって言うのかな?)、そして希望に満ち満ちた歌詞…これぞSURVIVORサウンドの理想系。僕は普段アルバム構成がどうだのこうだのにうるさい総合力重視型のリスナーながら、今回はこの1曲を聴けただけでも本作を買って良かったと思わされてしまった。これは凄い。

ジム・ピートリック必殺のバラード“Lost”と“As Is”はじわりじわりと感動的に盛り上がるし、“She’s Nothing To Me”や“’Till The Morning Comes”は男の強がりをそれとは裏腹のポップな曲調の中で巧みに表現した佳曲。時代錯誤もいいところな分厚いKeyがシャラーンと聞こえただけで涙目になる“Friends We’ve Never Met”もメロディ派なら聴いたほうがいい。多数のゲストが参加した終曲の“When Rock Was King”は懐古的な歌詞のテーマもあいまってひたすら楽しい。ボーナス曲の“Streets Of Heaven”も穏やかな余韻を残してくれる単なるオマケ以上の出来。全編で絶妙なトーン・コントロールの美しきGソロを楽しませてくれるのはPOLでもお馴染みの仕事人マイク・アクイノ。お見事です。

この奇跡的な再会が果たして未来に繋がるものなのか、サイドプロジェクトに落とすにはあまりにも惜しいPOLの今後はどうなるのかなど、様々な思いが頭をチラチラとよぎるが、それでも今は愛しい愛しいSURVIVORサウンドの復活をただただ喜びたい。僕が関東にいる間に是非来日を!

【2009/01/16 16:44】 | HR/HM 新譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
むーじゅさん、こんにちは。
まさにこれぞSURVIVOR復活ですよね。
これだけの曲をポンポン書いてしまうJimはやはり凄い!
【2009/01/19 18:28】 URL | RABI #mxdmXl.w[ 編集] | page top↑
RABIさん、お久しぶりです!最近ブログの更新をされていなかったようなので心配していました。二重に嬉しいです!

まさに一点の曇りもなき、ザ・SURVIVORな音楽ですね、これは。POL、そしてこの作品でも80年代の黄金期と遜色ない、どころか場合によってはそれを上回る圧倒的な作曲能力を証明し続けているジム・ピートリック、彼こそ天才と呼ぶにふさわしい人物です。
【2009/01/19 21:47】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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