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ECLIPSE (2004) / SECOND TO NONE
eclipse.jpg  1. Always Standing
 2. All I Do
 3. Second To None
 4. Streets Of Gold
 5. I'll Ask For You
 6. Nothing Between Us
 7. Road To Forever
 8. Body And Soul
 9. Light Of Day
 10. Season Of Life
 11. Better World 12. Masterpiece Girl

祝!新作3rd「ARE YOU READY TO ROCK」リリース&日本盤発売決定!ということで、今回はスウェーデンが誇るべきミラクル・ハイセンスなメロディアス・ハードロック・バンド、ECLIPSEの2ndをグイッと持ち上げてみる。いやあ、このカムバックは本当に嬉しかです。ずっとずっと待ってたんだからね!

音楽的には跳ねるようなリズムに乗ってキャッチー極まりない歌メロが全編で炸裂するちょいとモダンがかったハードロック。その「キャッチー」の質がまた曲者で、確かに北欧っぽいのにどうも典型的な北欧らしくもない、他バンドとの比較をやんわりと断るような確かな個性が光る。大好きなバンドなのにレビューが書きにくくて困ってしまうが(笑)、あえて言うなればもはやこれはECLIPSE節なのだろう。キャラの立った12曲、カラフルな音像…聴けば分かるさ。ちなみに全編でKeyを担当したのはゲストのマッツ・オラウソン(ex.インギー様の下僕/笑)。流石にいい仕事しています。

さて、誰が何と言ってもこのバンドの魅力の源泉は間違いなく童顔ヴォーカリスト、エリック・モーテンソンの存在感溢れまくるナイスな歌声。この人の声質が何ともまあ魅力的なのよ。時にかのジョーイ・テンペスト(EUROPE)さえ彷彿とさせる、柔らかくも輪郭のクッキリとした独特の親しみやすい声。純粋な歌唱力は正直さほどでもないと思うが、んなこたどうでもよいと思わせてくれる稀有の逸材。優しいバラード“I’ll Ask For You”はもちろん、僕一番のお気に入りであるスリリングなハード曲“Season Of Life”においてさえ、決して声を無理に張り上げることなくスッキリとクリアーな感触を保ち続けるのが実に心憎い。聴き疲れすることなく何度でもリピートしてしまいそうになる後口の良さは彼の功績・大なり。これぞECLIPSE節のキモだ。

もひとつ忘れてはいけないECLIPSEの武器、それはギタリストのマグナス・ヘンリクソンが見せる華麗なプレイ。オープニングの“Always Standing”で披露するヌーノ・ベッテンコートばりのHENTAIリードから、マッツのKeyと見事に絡み合う“Nothing Between Us”、さらにはブルージーな“Second To None”や滑らかにギターを歌わせる“Road To Forever”まで、嫌味にならない程度にサラリと自己主張して見せるのが最高にクール。リズム面も含めてかなり引き出しの多い人だと思うので、出るところに出ればかなりの注目を集めると思う。それと何気にフレドリック・フォルカーレ(脱退?)のベースプレイも耳を引く。個人的にこれはメロハー系作品では珍しいこと。いまこれを書きながら改めて聴き直してもホントにいいバンドだと感じる。

狂おしいほどの泣き、とか、目の前に青空が広がっていくような快感、みたいな分かりやすいアピールポイントを有していない点が知名度の低さにつながっているとすれば残念。キラキラ・サラサラの「いかにも北欧」な世界からはあえて距離をとりつつ、ある意味で抑制の効いたメロディとオトナな演奏・アレンジとが、キャッチーにしてしつこくベタ付かない「これぞECLIPSE!」な独自の音像をほぼ完成させている点が何しろ凄い。「哀」と「爽」、どちらにも偏りすぎることのない新たな第三極を目指して、かつそれに成功し、北欧ハードロックのニュータイプを確立した一枚としてもっと高く評価されるべき作品ではないか。冒頭で僕が「ミラクル・ハイセンス」と形容したのはそういう理由から。GRAND ILLUSIONの「ORDINARY JUST WON’T DO」と並ぶ、2004年の個人的マスターピース。そうそう、日本盤ボーナスの“Masterpiece Girl”がまたいい曲でねー。

はてさて超・待望の新作の出来やいかに。アルバムタイトル、そしてメンバーのナリの変化を見ても新境地を開拓してくれていそうで胸が躍る。僕は我慢して日本盤を待ちます。にしても4年半はちょっと長かったな。

ちなみに彼らのデビュー作は2001年、残念ながら日本盤未発で終わった「THE TRUTH AND A LITTLE MORE」。これがまた素晴らしい作品でニヤニヤものの出来ばえ。ロックフィーリングも十分、さらにはアレンジの上手さもあいまってスタジオバンド的なマニアっぽさはこの頃から皆無。このスタイリッシュな外向性もECLIPSEの美点で、たとえば非メタル者に聞かせても受けが良いのは友人の車の中で実証済み(笑)。非常に平明なメッセージが弾むようなメロディに乗って聴き手の心に真っ直ぐ届いてきます。“The Only One”とか“I Believe In You”なんか最高よ。ご紹介した2ndよりもスウィート&マイルドな作風なのでこっちのほうが好みという北欧好きリスナーさんも多いかも。ちょっと音が良くないのはご愛嬌、2ndともどもどこぞで見つけたらためらうことなく捕獲あれ。

テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

【2008/10/23 18:53】 | HR/HM 旧譜レビュー | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
むーじゅさん

マイナーながら良いバンドですよね。僕もデビュー作は持ってましたよ。
ECLIPSEが紹介されてるのを見てニヤリとしてしまいました!
【2008/10/27 13:32】 URL | よしよ #-[ 編集] | page top↑
よしよさん、こんにちはー。

そうそう、音楽の素晴らしさと知名度・人気が比例していないバンドの救済企画みたいなレビューでした(笑)。

次なる3rdでその実力に見合った評価を得て欲しいものです…って僕は試聴をしないで買う予定ですけども。
【2008/10/28 12:33】 URL | むーじゅ #-[ 編集] | page top↑
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