・表題通り、「WALKING TALL」が実に良い。
・ポップで溌剌とした音像には、メロハーマニアのみに聴いてもらえればよいという妙なせせこましさが見られず、普遍的な魅力も十分。同郷の先輩BONFIREや、ポップ志向を強めたときのGOTTHARDに通じる親しみやすいメロディの連続に笑みがこぼれっぱなし。
・あからさまな捨て曲も見当たらないし、前述した“Anything”を含むラスト4曲が充実しているため、ついついリピートを誘われてしまう。 ・ハードロックを聴いてポジティヴなエナジーをもらいたい諸兄、ちょいと購入を検討してみてくだされ。 ・ということで1曲貼っておこう。ほんとはこれよりもっといい曲がたくさんあるんだけど。 SHYLOCK / I Can't Wait Now ・ああ、このB級っぽさも愛おしい。今年聴いたメロハー関連ではLIONVILLEも抜いて暫定トップです。 ・そのSHYLOCKと同時に買った2枚について。まずはSAPPHIRE EYES。 ・うーん、ミカエル・アーランドソンが歌った“You're My Wings”がいきなりのピークで、それ以降は堅いというか、平均的な出来というのが正直な感想。 ・ALYSON AVENUE人脈のバンドながらさほど北欧っぽさは感じられず(メインVoの太めの声も一因かな)、例えば“Change Of Heart”あたりはブルージーなGワークこそが魅力になってる。 ・全部ミカエルが歌っていれば…というのは言わないお約束。 ・それからRAGE OF ANGELS。僕個人としてはハリー・ヘスと、TENの「STORMWARNING」で最高の仕事をしたニール・フレイザーの共演が聴けただけで満足。もちろんその“See You Walking By”がハイライト。 ・いまのジェド・ライランズはKeyではなくGを自身のメイン楽器にしているようで、Keyによる装飾は控え目。 ・基本的には長尺気味の煮え切らない英国メロハー(褒めことば)で、元TENの経歴に惹かれて買った人ならそれなりに手応えを得られるのでは。 ・ただ、多数のVo参加はバラエティに富むといえばそうだけど、むしろアルバムの焦点をあいまいにしているような気がしてならない。もっと単純に各曲のメロディが良ければ気にならなかったのかもしれないけど。 ・そんな中、あまりに爽やかな歌声で楽曲の国籍を一瞬で変えてしまう、ダニー・ヴォーン(TYKETTO)の「アメリカ力(あめりかりょく)」には大笑い。やっぱり最高だあ。 |
SHYLOCK良いんですね。前作は持ってるのですがそんなに聴きこんでいませんでした。
改めて聴くと確かにBONFIREに声までも似てますw。 実際新譜もちょっと視聴してみましたが、なかなか良さそうですね。 是非買ってみたいと思います! 日本盤がないので輸入盤でしょうか? w.e.tのように日本盤が出た時ボートラが良曲でないことを祈ります。 その北欧色が薄くなりライトなメロディーが多くなったw.e.tの2ndでも満足した人間なので音楽の善し悪しはよくわからないのですが いつのまにか1月中旬に出ていたshakraの新譜も安心して聴ける内容になっておりましたので余裕があれば是非。前作の方がちょっと耳に残る曲が多かったかな。 こちら毎度GOTTHARDの新譜だと思って聴かせていただいております。 thunderさん、こんばんはー。
SHYLOCK、こいつはいいですよー、って僕は前作を聴いていないのですけど。アタマ2曲の“Walking Tall”~“Rock DNA”にあふれるポジティブなフィーリングに完璧にやられちゃいました。Voが適度に粗いのもこの音楽性ならプラスですね。かといって能天気系というわけでもなく、微量の哀感がいいスパイスになっていると思います。 そうそうSHAKRAも出ているんですよねー。初めて聴いた前作「BACK ON TRACK」がガッツあふれる男前ハードロックだったので今回ももちろん購入候補です。thunderさんからもおススメということで、お財布と相談しつつ検討してみますね。 天才3人を擁するW.E.T.に対する僕の期待度はホントに半端じゃないので、ついつい色々言いたくなるんですよねー。去年出たソロ作もそうですが、ややJSSの歌唱が大人しいのがTALISMANの弾力性を溺愛する僕としてはちょい気になるかなあ。 |
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